ウオーター・ルー・パーク
昨夜はオバマ大統領の選挙参謀だった方で、現アジア開発銀行の役員とのお金が回らない話が刺激的で政治や文化的な側面の調整というのは大変なのだと感じます。
北米はビジネスコミュニティも地域多様性を保持しながら、各エリア毎に強化・成長戦略領域をクラスター化して発展させてきています。 勿論、ITといえばシリコンバレーなどが有名ではありますが、その他にも沢山のクラスターやハブが存在しています。
ベンチャーで先進的なエリアといえばウオータールー・リサーチ&テクノロジーパークです。 世界のGDPの70%以上が49ヘクタールの敷地に9つのビルを有する同パークにある52社のソフトによって生み出されています。 iSybase、IAnywhere、SAPグループ企業のエンタープライズモビリティなどがそれらの一部です。
思い起こせば、全米大学起業家協会総本部がカンザス州のウィチタにあり、20年前の訪問時にはあまりの田舎ぶりに驚いた記憶があります。 企業や人材とて同じことで、アメリカ国内でも、ニューヨーク、ベイエリア、ボストンやシカゴばかりではなく全米中に可能性があり、多様性や独創性という強烈な強みが生まれてきています。