アメリカ進出・ニッポンのアメリカ事業部byシカゴ太郎

新・アメリカ進出 設立登記から事業支援

『アメリカで借金!』 (大汗)

25039.jpg本日のブログランキングは? 弊社の株主の一人から『社長はもっと借金せなあかんわな。アメリカの経営者の価値の指標なんだから。』と厳しいお言葉が。偉くなるとマクロ的見地からバッサリ、言葉少なで効果的な表現が出来るのですね。昔、商社時代の入社3年目頃だったかに部長から「君は売り子じゃないんだよ、事業創ってくれなきゃ困るんだよぉ。」というやはり短い一言が回顧しました。(苦笑)仰られるとおりで返す言葉がありませんでした。 話が逸れましたが、アメリカで起業してビジネスをする際には個人の与信や信用力が決めてとなります。汗 社有ビル、社有車、融資、何でもトップの個人保証が求められてきます。所謂、クレジットヒストリー(Credit History)をどんどん構築して100万ドルくらいの保証が出来る様にならないと商売としてはお話にならないのですね。アメリカではどんなに金持ちであろうが、借金にたいして支払いがキチンと履行されたり保証されるとは限らないとの合理的な考え方のもと、支払い履歴や信用力が決めてとなります。(日本は担保力などがメインですか) 個人の支払能力や支払い履歴・態度はEquifax等の大手信用機関にて巨大なデータベースとなっております。 取引が増えれば増えるほど、キャッシュフロー管理も大変になります。オープンアカウントなど創設し、備えておかねばなりません。資金ショートしたらアウトです。一般的に、日本からアメリカにきたばかりの際にはクレジットヒストリーもなく、クレジットカードすらつくれない国。日本に貯金がいくらあろうが余り関係ないですね。この国で支払い能力を示す履歴がないわけですから。この辺は色々と工夫できますが、事業となると借り入れ金の額が個人とはかわります。 日々から、不動産などを所有するのも手ですね。シカゴにも多いかたで20軒の家を所有している日本人の方もいます。弊社から車で30分圏内の家も高騰してきており、家の値段も25万ドル〜3百万ドル以上など上限が上がる一方です。 銀行にも電話しました。『お金を貸してください。』「過去3年分の監査後の決算書等々と売掛金明細ください。」、と。既に個人保証も入れると相当なもんになってますです・・・。(苦笑) 借りて、返して、信用力を構築していかねばならないですね。 明日は、アメリカの新しいスポーツ、羽をつけて大空へドーンっと逃げ出し飛び立ちます!  メディア掲載 グローバルマネージャー誌さんのウェブ上に「英語の勉強法」が掲載されました。大変簡単な内容で恐縮ですが少しでもお役に立てればと思います。 ★★日経経営ブログランキング