アメリカ進出・ニッポンのアメリカ事業部byシカゴ太郎

新・アメリカ進出 設立登記から事業支援

エチオピアOLPC・パワー

MIT Emtech, Matt Keller


企業もヒトも想像力をフルに発揮しながら、超多角的視点をもちながら、
『新規事業数 x 発見数 x 共有(コラボ)数 x 実践数』 で自社(自己)改革を促進!

MIT やEMTECHを賑わしている、2005年から取り組まれているOLPCの研究。
ついに巷でも出回ってきた重要なお題。 中でも実施された有名な研究は、道路標識もない、英語も判らなく、もちろん読み書きもできないエチオピアの村の子供達に箱入り状態でANDROIDタブレットを渡したもの。 毎週、使用状況を搭載していたSIMカードでチェック。

そして、子供達は...  ただ単に箱をいじって遊ぶだけと思っていたら、勝手に開封して電源ボタンを発見、意味を理解して電源を入れて、トライアルエラーで使用、言葉も覚えて、1週間後には平均で47のアプリをも使用、更には5ヵ月後にはアンドロイドをハックまでしはじめた。 読み書きの学習能力が検証されつつあるが、仮に18ヶ月で小学校3年生レベルに達するとしたら、人間は途轍もない潜在的な自己学習能力を備えていることになる。 また、2歳児がiPadを利用するなどの実例もある。

教育そのものが人間本来の教育や学習を阻害しているのでは、という研究がはじまって注目。 学習そのものとプログラミングのプロセスが類似していることにも注目。 現在では、OLPCからは世界40カ国の250万人の子供達にPCが与えられているので、小学校が無い1億人の子供達にも世界とコネクトする同じ土俵にたてるようになってきています。

そう、重要なのは考える力、ものを生み出したり、新しい発見をして、実践をして、シェアリングしていきながら、リインベンションしていくこと。 埃をかぶっている好奇心をみがき、それらを助長していってあげることのできる環境の創造。 

更には、国家や大企業による地域貢献・世界貢献、更にはテクノロジーを世界中の子供達に植えつけて育てていく取り組みは、そのような貢献した企業とそうでない企業の将来にとっておおきな差を生み出すこととなると思います。