シカゴの若手日本人起業家
今日11月15日は、我が大学の先輩でもあり、シカゴ郊外にてUNI-CON, Inc.というベンチャーを経営される若手社長の小坂孝樹さん(写真)と商談してまいりました。今日の主なお題は、ドリームゲート上への小坂さんのご紹介、新IT関連ソフトのアメリカでの販売展開、ウェブビジネス戦略、某日本商品のアメリカでの販路構築、ローカルコミュニティービジネス、、、等々でした。
←本日のブログランキングは!?今日は、折角ですので、そんな小坂さんのご紹介を簡単にさせて頂きたいと思います。一昨年、初めて小坂さんにお会いした時には、年下かと思ってしまうほど若々しいです!
小坂さんはもともと日本の(株)リクルートにてご活躍。89年にヘッドハンティグされ、日本商品をアメリカで販売する会社の立上げの為渡米(来米?)。その後、91年に食品機械を主力商品とする商社 現UNI-CON社を設立。アメリカでの仕事は勿論初めてで、昼間は仕事、夜はESL(英語学校)に通うという日々だったそうです。でもこんなことが躊躇せずに、すぅーっと自然に出来てしまうのがやはり凄い!!と思います。普通、行った事も無い土地でいきなり起業してみようとはなかなか思いませんよね。
その後は積極的に米人スタッフの意見を取り入れ、日本向け米国製品の開拓にも成功し日本に輸出、数々のヒット商品を生みました。更にはアパレルの輸出、IT事業、広告事業と業務を拡大。アパレルに関しては企画・デザインから製造まで手掛けていて、実際には日本の有名アイドルにも着られている、某アパレルブランドです。(私自身、テレビで観るアイドルが着ている服を小坂さんの事務所で目にして感動!ただ、素人なので巧くコメント出来ず・・・苦笑)勿論、生地、裁縫やデザインの拘りも相当なものです。 まさに、連想ゲーム的・五目並べ的に人が人を呼び、商売が商売を呼ぶという感じで新たな商品や企画へと発展、巡り合ってこられたそうです。
最近では、アメリカ企業やメーカーとの付き合いだけでは無く、アメリカローカルの日本人コミュニティーへ少しでも社会貢献しようと生活情報サイトである「おでかけ.US」を立ち上げられて、上々の滑り出しとなっており我々も応援しています。
やはり、起業するとビジョンと信念が無いと支えられない・持続しないので、若いうちの起業を勧められます。 またその様な若手や新しいものをドンドン受容れる環境や風土が日本に出来てきて欲しいと願っているそうです。
小坂さん曰く、日米の起業環境はまだまだ違い、日本でも起業したが米国の企業の方がずっと楽だった、とか。今は大分事情も変わってきたようですが、何れにしても 「社長になるのは簡単なこと」、「ただ、社長で居続けるのが大変なこと」だと。
こういう若手の先輩経営者・起業家がシカゴには身近に居らっしゃるのが大変な励みになっております。 最近では、シカゴを中心にK3’s(3Kじゃない;笑)と称する企業家グループを立ちあげて一緒に飲みに行ってます。 飲みと言っても可也の部分は様々なブレーンストーミングが中心で、何を飲んだかとか食べたかは記憶にないような熱いものです。日米両方でのビジネスを熟知した人たちをネットワーク化して新たな事にもチャレンジをしてみたい、そんな時期でもあります。
でも何故小坂さんを紹介するのかって?それはこれからの時代は需要やビジネスの企画に応じてスピーディーに、且つ、アメーバ的に信頼出来る企業同士がネットワーク化することが必要となるからだと思っているからです。
今後も小坂さん達との企て等についても配信してまいりたいと思います。
小坂社長、来週は、またまたK3ミーティングですが宜しくお願いします! 何だかDGのシカゴ版かもしれませんね!?
◆ 私達は皆様のアメリカとのビジネスをアメリカから支援致しております!
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