『ニッポンのアメリカ事業部』ということ

一昨年、ITAグループの広範な仕事内容を『ニッポンのアメリカ事業部』と称して、在アメリカ企業にして日本人スタッフ主体という体制へとシフトさせました。
段々とスタッフも２０名に近づいてくると、VISAサポートや労務管理のコストや時間コストでも相当なものですし、日本でのどっぷりとした就業経験がない方々へのOJT教育や気付かせも大変なものです。　在米の日系企業の場合ですと、社員数における日本人社員の比率は（企業規模にもよりますが）４−５％から多くて１０％です。
弊社は実に約８０％。企業を相手とする業態としては、飛びぬけて高い比率となっております。　が、我々の使命は日本企業の目となり手となり知恵となりうることです。
日米両方のビジネス・実務知識、技術、言語、文化、生活、全てを二重に体に叩き込まねばならず、これは大変なことかもしれません。但し、生きる喜びやはたらける喜び、感謝の気持ちを持って取り組んで、乗り越えて行く時に、より高い次元で無数の日本やアメリカ両方の企業のお役に立っていけるのだと考えております。
これは皆さんからは、大変驚かれていることでもありますが、現状、ITAでビザがサポート出来ない社員はほぼいません。ITAは『ニッポンのアメリカ事業部』だから、アメリカ合衆国も歓迎なのです。お客様に鍛えられ、社員自身が感謝の気持ちを強めて仕事をする時に永遠なるカイゼンと向上へと繋がっていくことだと思っています。日本からアメリカへと人を送り込めないリソース難や障壁は高まってくるばかりであり、大変な時代への突入という危機感とますます高まる我々のニーズへの使命感をも感じております。　大きな問題解決の意義があると思っています。
ユニークで日米両国の良いところを学んで自身の成長に反映させて人々の役に立たせて頂こうという方を歓迎しております。小さな仕事ができると徐々に大きな仕事が、また、より多くの仕事が集まってきますね。皆さんのよいところを互いに磨いていければと思っております。
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