アメリカ進出・ニッポンのアメリカ事業部byシカゴ太郎

新・アメリカ進出 設立登記から事業支援

『アメリカSawgrass Farm共同所有』

アメリカ人のビジネスマン仲間達がイリノイ州〜アイオワ州で数百ヘクタールを共同所有。
最近、そのコーン畑の真横にエタノール精製所が完成。 食用か、家畜用か、燃料用のコーンか。 結果、需要が急騰。 イリノイ大学の研究チームなどの研究成果を反映させ、どうせ大豆などに切り替えるならば、来年はSawgrass(ヒトモトススキ)に切り替えたい、と彼等。 コーンより燃料効率が3倍良い&土壌にも優しいからとのことが理由。
コーンはどうしても食用と競合するので、食用ではない草類(コーンの茎やコブ=芯の部分など)の繊維(セルロース)を利用してエタノールを作る技術の開発は急進。実際、セルロースから作るエタノール工場も現在アイオワに一つ建設中、カンサスにもつい先日建設計画が公表された。 しかし、需要と供給を超えた、ディストリビューションインフラ普及が追付くのかというビジネス面の課題が。
また、仲間達は契約農家に委託栽培方式をとってきたが、来年は農地リース方式の取組みをも検討中とのことで新たなビジネスモデルがでてきそうです。
同分野の他技術も含めて、今後のエネルギービジネスから目が離せないです。 弊社、アメリカ環境調査チームもその動向を追いかけております。 商社でいうところの、従来のエネルギー、機械、食糧、化学品、新機能部隊、が融合していくエマージング領域でバーチカルセクター的なビジネスの捉え方だけで通用しない時代の到来です。
株もってる?からヒトモトススキもってる?へ、そして、石油王からヒトモトススキ王へ!
ps: Chicago Toyota Golf Outingでは3位でした。
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